日本にもマニアの間では絶大な支持を誇るENEMYMIND,TEN OF SWORDSのボーカリストであるMikeにインタヴューを行いました。彼は数年前、海軍として日本にも居た事があり、日本のHardcore,Deathmetalにも造詣が深いナイスガイ。
Interview:Greenfield Mike
Interviewed by Deltro
1.バンドの紹介をして頂けますか?
今のTEN OF SWORDSのメンバーはDerek/
The Pittsburgh Kidは以前ドラムをやっていたけど、 ギャングにのめりこんだから、解雇になったよ。
2.バンド名の由来を教えてもらえますか?
TEN OF SWORDSというバンド名は元々はタロットカードか ら来ているんだ。そのタロットの持つ意味としては「崩壊」、「破滅」、「苦痛」 とか基本的に最も人生のネガティブな面を現わしているんだ。
3.TEN OF SWORDSは非常にDEATH METALLICなギターが印象的ですが、デスメタルからの影響が強いのでしょうか?
俺達みんなDeath Metal聴くよ。海外で俺らのことを「Hardcore」 バンドって呼ぶのは面白いね。
だって俺らの音は全然「Hardcore」っぽくないしね。
でも「Hardcore」バンドって思われるのは、 俺らはDeathMetalの多くは俺らを歓迎しないし
なにより俺らはHardcoreを聴いてるキッズの為にプレイす るのが好きだからかな。
4.以前発売したEPはFFTC RECORDSからのリリースですが、どういった経緯で決まったのですか?
FFTCレコードは俺らのギター、 Derekが運営してるんだ。だからレコーディングに関しては俺らでレーベルをやっている間はバンド外からのサポートは無しで やってるよ。
だからリリースに関しては出来るだけ早いスパンでやってきたよ。
5.先日行われたSummer Of HateのPre ShowではEnemymindとして出演しましたよね。Enemymindは活動を再開したのですか?
ENEMYMINDとTEN OF SWORDSは凄く似通ってるん だ。
でも両バンドとも独自路線になろうとしてるけどね。ENEMYMINDはよりテクニカルになってきているようにみえるし、
TEN OF SWORDSはもっとDeath Metalに影響を受けつつトラディショナルなBeatdown を目指していってるよ。
6.PAやピッツバーグには多くのバンドが居ますが、PAHCの最近のシーンはどんな感じですか?
TEN OF SWORDSの目的としては、 Beatdownが影響力であり続けていることを確認する為だよ 。
特にPAの西側やPittsburghではいつもかなりのへヴィ ーミュージックが生まれてるよ。
TEN OF SWORDSをやっている限りはそれを保つために最善を尽くして行くよ 。
7.以前、貴方と話した時日本のDyingraceが好きだと言っていましたが、日本のハードコアを聞いたりするのですか?
1998年かもう少し以前にDyingraceを聴いてたのは覚 えてるよ。
俺はいつもよりへヴィーなHardocoreに引き寄せられるん だ。そんななかでDyingraceは凄く印象的だったよ。
他にもかなりの数の良いスタイルのバンドはあったよ。 今の日本のバンドで好きなのはDisconformityだね。
8.最近のおすすめのバンドを教えてください
今はDying Fetusしか聴いてないんだ。止まらないよ。
9.Ten Of Swordsの今後のリリースなどの予定があれば教えてください。
Summer Of Hateの後はフルレングスをレコーディングしてリリースするま ではショウはやらないよ。
順当に行けば2013年早い段階で出来ればいいかな。
10.最後にメッセージをお願いします
もしアメリカを出るなら、日本でショウをしたいね。ありがとう。